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運動を習慣化すればすべてが変わる!健康管理の重要性

スポーツジムに通う女性

近年ではテレワークが推進され、通勤せず自宅で仕事をする機会が多くなっています。その影響で1日のうちで歩く機会が減っており、運動不足を感じる人も増えてきました。

運動不足は、体重増加や生活習慣病のリスクを高めるほか、集中力や記憶力の低下も引き起こします。つまり、運動をすることは健康管理のためだけでなく、仕事を成功させるためにも重要なカギとなるのです。

 

しかし、せっかくスポーツジムに入会したのに足が遠のいている、ランニング用シューズを買ったのに玄関に並んだまま…という方も少なくありません。運動習慣はなるべく長期間継続させることが大切です。運動を始めても挫折してしまう人は、運動習慣を長続きさせることにチャレンジしてみましょう。

この記事では、運動を習慣化すると私たちの暮らしやビジネスにどのような影響が生まれるのか探っていきます。

目次


  1. 運動を習慣化する3つのコツ
  2. 仕事の成功と健康管理の関係性
  3. まとめ

運動を習慣化する3つのコツ

体重を測る女性

運動を習慣化すると、糖尿病やメタボリックシンドロームなどの生活習慣病のリスクを下げることができます。
では、運動習慣を継続させるためにはどうしたら良いのでしょうか。
まずは、運動を長続きさせるための方法をご紹介します。日々の運動不足が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

マインドセットを変える

運動がなかなか続けられず、挫折してしまう人は多いものです。しかし、「自分は意志が弱いから上手くいかない」と諦めてしまってはもったいないですよね。
運動が習慣化できない、何度も同じ挫折を繰り返してしまう人は、ご自身のこれまでの経験から、考え方の癖(マインドセット)がネガティブなものになっているからといわれています。

そのため、運動習慣を長続きさせるためには、マインドセットをポジティブなものに変えていくことが重要となるのです。
ポジティブなマインドセットをつくるコツには、次のようなものがあります。運動に対する気持ちがなかなか前向きにならないという人は、ぜひ参考にしてみてください。

毎日のルーティンに組み込む
仕事の合間やお風呂に入るときなど、毎日のルーティンに運動を組みこむことで、自然に運動習慣をつくることができます。
テレワーク中であれば、適度にストレッチや散歩を取り入れると、オンオフが切り替えられて頭がスッキリします。運動の後に趣味や好きなことをプラスするルーティンを設定するのもおすすめです。

好きな物や楽しいこととセットにして行う
運動習慣を長続きさせるためには、運動と自分が好きなもの、楽しいことや心地よいものをセットにしておくとポジティブなイメージを持つことができます。運動そのものを好きになれるように、いろいろなやり方を試してみましょう。
ランニングをしながら外の景色を眺めたり、ヨガやストレッチをアロマを楽しみながら行うのも良いですね。

小さな目標をつくり、成功体験を積み重ねる
簡単にできそうな小さな目標を設定すると、それを達成することで成功体験を積み重ねることができます。こうした成功体験は運動へのモチベーションをアップさせるため、運動習慣の定着に繋がるのです。
逆に、難易度が高い目標を設定すると挫折しやすいため注意が必要です。最初のうちは無理なくできそうな目標を選び、自信がついてきたら少しずつ難易度を上げていきましょう。

「運動すると筋肉痛になって翌日動けない」など、運動に対するネガティブなイメージを持っているとなかなか継続できないものです。マインドセットを切り替えて、ポジティブな気持ちで運動を積み重ねていきましょう。

コミュニティーや仲間との共通点を活かす

運動習慣を継続させるためには、一緒に運動するコミュニティーや仲間をつくることも大切です。
一人で運動するよりも、仲間と話したり励まし合ったりすることで楽しく続けられます。仲間たちとコミュニケーションを取ることで、効果的な運動のやり方についての情報も得られるでしょう。

企業によっては、社内レクリエーションとしてスポーツのサークルや運動会イベントを開催している場合もあります。気になるものがあれば、積極的に参加してみましょう!

三日坊主からの脱却を目指す

「これから運動を始めよう!」と決意しても、早々に挫折して三日坊主になってしまった経験がある人はたくさんいるのではないでしょうか?
三日坊主を繰り返してしまう人には、次のような共通点があるといわれています。新しいことを始めてもすぐ挫折してしまうと感じたら、これらの共通点に当てはまっていないかチェックしてみてくださいね。

設定した目標が高すぎる
先述した通り、最初から困難な目標を設定してしまうと、やる気が下がって挫折しやすくなります。運動を始めるときの目標は、「ハードルが低いかな?」と感じるくらいが丁度いいでしょう。

すぐに効果が現れると期待してしまう
ダイエットしたい。筋力をアップさせたい。健康になりたい。運動を始めたい理由はさまざまです。しかし、運動を始めてすぐに効果が現れることを期待し過ぎてしまうと、思ったより成果が出ない気がしてしまい、挫折に繋がってしまいます。
運動習慣をつくるためには、効果が現れるまで気長に続けることが大切です。

運動自体を楽しめず、ストレスに負けてしまう
目標を達成するために、辛い運動をなんとか継続しようとすると、ストレスに耐えられずに挫折してしまいます。運動習慣を長続きさせるためには、運動そのものを楽しんで続けられるような環境づくりが大切です。楽しく運動をしていると、いつの間にか長期間継続できるものです。

運動習慣をつくるためには、焦らずじっくり、楽しめる運動を始めてみることがおすすめです。まずは、三日坊主からの脱却を目標にしてみましょう!

仕事の成功と健康管理の関係性

ビジネスウーマン

仕事で高いパフォーマンスを発揮するためには、集中力や処理能力、ストレス耐性が求められます。
運動をすると、血行が促進されて脳へ十分な酸素を運べるようになります。また、運動は自律神経のバランスを整えるため、集中力を高めたり、寝つきを良くすることにも有効です。こうした理由から、運動習慣はビジネスの効率をアップさせる働きがあるのです。

スポーツ庁では、社員の健康サポートのために運動習慣のための環境づくりを進める企業を「スポーツエールカンパニー」として認定する制度を2017年からスタートさせています。

こうしたスポーツエールカンパニーに認定された企業の一つである「ブリヂストンスポーツ株式会社」では、スポーツ休暇制度を年間3日間設定し、ボッチャ体験会の開催などの取り組みを通して、社員が運動習慣をつくる機会を持てるようサポートしています。
ちなみに、仕事の合間に適度なストレッチや肩甲骨をほぐす運動をすると、腰痛や肩こりの改善に繋がります。運動で血行を良くすることで、デスクワークも辛くなくなりますね。

ジャックボールと呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競うヨーロッパで生まれたスポーツです。重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目となっています。

まとめ

ランニングする女性

運動を継続することは健康管理にとって非常に重要なポイントです。しかし、今まで運動をしてこなかった人がいきなり激しいスポーツをするのは負担が大きく、長続きしにくいでしょう。

日々の暮らしに運動を取り入れたいと思ったら、まずは行動計画を立ててみましょう。最初はハードルが低い目標を設定して、気軽に楽しく運動を継続させるのがおすすめです。

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