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がん保険に入れない人はどうしたら良い?加入できないケースと対処法

悩んでいる男性

がん保険に加入する際は、職業や健康状態などを保険会社に告知する必要があります。告知内容によっては、保険会社が定める基準を満たさず、がん保険に入れない人もいます。実際にがん保険を検討しているものの、健康状態に不安があり、本当に加入できるのか気になっている方もいるでしょう。

 

一般的に、がんに罹患した経験がある場合は、通常のがん保険に加入するのが難しくなります。しかし、持病や既往症があっても、経験した病気、または治療中の病気とがんの因果関係が薄い場合は、がん保険に加入できるケースもあります。筆者は過去に保険代理店で数百名のお客さまにがん保険を案内してきましたが、持病が複数あるにもかかわらず、がん保険に加入できたお客さまは少なくありませんでした。

 

本記事ではがん保険に入れない人の条件や、通常のがん保険に加入できなかったときの対処法などを詳しく解説します。

 

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目次


  1. がん保険に入れない人の特徴
  2. がん保険に入れないときはどうしたら良い?
  3. がん保険に入れないリスクをカバーするためのポイント
  4. がん保険に入れない人はリスクに備える他の手段も検討しよう

がん保険に入れない人の特徴

がん保険の案内資料

がん(悪性新生物)や、がんを引き起こすリスクが高い病気の罹患歴がある場合、がん保険に入るのは難しくなる可能性があります。がん保険への加入を検討している人は、自分の健康状態と照らし合わせながら、加入条件を確認しましょう。

現在がんにかかっている

現在がんにかかっている方は、がん保険に加入するのは難しいと考えておいたほうがいいでしょう。
がん保険に加入する際は、基本的に加入者が告知書を出す必要があります。告知とは、健康状態や職業などを保険会社に申告することで、この内容をもとに保険会社で審査が行われます。

告知は、加入者間の公平性を保つために行われている*1点に注意が必要です。もし病気のリスクが高い方、低い方が同じ保険料を負担する仕組みになっている場合、リスクの低い方が不公平だと感じることでしょう。その為、保険会社は保険金を支払うリスクの高い方の保険加入を場合によっては断り、保険料を割高にすることで、公平性を保っているのです。

現在がんを患う方は今後も治療が必要になり、加入後に何度も保険金を受け取る可能性が高いと見なされるため、基本的に審査に通過するのは難しくなると考えられます。

*1https://www.seiho.or.jp/activity/guideline/pdf/announce.pdf#page=8

過去にがんと診断されたことがある

過去にがんと診断を受けたことがある場合も、がん保険に入れない可能性が高いでしょう。これは、がんは再発リスクが高い病気といわれているためです。がんの罹患経験がある場合は、保険金の支払いリスクが高いと保険会社に見なされ、保険会社の審査を通過するのが難しくなります。

また、検査で異常が見つかった状態で、具体的に診断確定していなくても、直近の健康診断やがん検診、人間ドックなどで異常を指摘されている場合は、加入できない可能性があることに注意が必要です。
なお、がんの罹患歴を隠してがん保険に申し込んだ場合は「告知義務違反」*2と見なされ、保険契約が解除となり、保険金や給付金を受け取ることができなくなる可能性があります。

*2https://www.jili.or.jp/knows_learns/q_a/life_insurance/146.html

過去に重い病気を患ったことがある

過去に重い病気にかかったことがある場合は、がん保険に加入できない可能性があります。

たとえば、がんと関連性の高いポリープ*3や慢性肝炎、肝硬変*4、潰瘍性大腸炎*5などの罹患歴がある場合、健康な方と比べてがんを発症するリスクが高いと見なされ、加入できないことがあるのです。
また、持病や既往症がある場合でも、がんとの関連性が薄いと判断された場合には、加入できるケースもある点を覚えておきましょう。

*3https://www.jfcr.or.jp/hospital/cancer/type/colon/001.html
*4https://www.ncc.go.jp/jp/information/knowledge/liver/001/index.html
*5https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000089875.pdf#page=2

がん保険に入れないときはどうしたら良い?

男性の話を聞く1組の夫婦

通常のがん保険に入れない時でも、引受基準が緩和されている医療保険やがん保険であれば、加入できる可能性があります。ただし、保険会社や保険商品によって加入条件や、保障内容は大きく異なります。自分に合った保険を見つけたい人は、保険代理店に相談してみるのも一つの手です。

引受基準緩和型医療保険への加入を検討する

通常のがん保険に入れなかった時は、引受基準緩和型医療保険への加入を検討しましょう。

引受基準緩和型医療保険とは、通常の医療保険よりも保険加入時の条件が緩やかになっている商品です。告知項目が3つ程度に限定されており、持病や既往症がある方でも加入しやすくなっています。以下は、引受基準緩和型医療保険の一般的な告知内容*6です。

  1. 過去2年以内に入院・手術をしたことがある
  2. 過去5年以内にがんで入院・手術をしたことがある
  3. 今後3か月以内に入院・手術の予定がある
  4. 現時点でがん・肝硬変と医師に診断または疑いがあると指摘されている
  5. 現在までに公的介護保険の要介護認定を受けたことがある

引受基準緩和型医療保険であれば、現在持病がある方や過去にがんになったことがある方でも加入できる可能性があります。持病や既往症が悪化した場合でも保障されることがあり、がんで入院、手術をした際の治療費を補うこともできるでしょう。

ただし、保険会社によって告知項目の数や内容は異なります。また、加入してから最初の1年間は給付金額が半額になるタイプの商品も少なくありません*7。さらに、保険会社が保険金を支払うリスクが高い分、保険料も通常のがん保険よりも割増されています*8

引受基準緩和型医療保険には複数のデメリットがあります。メリットと天秤にかけ、まずは通常のがん保険への加入を検討しましょう。

*6,*7,*8https://www.jili.or.jp/knows_learns/q_a/medical_security/423.html

がん経験者専用保険への加入を検討する

通常のがん保険に入れない場合は、がん経験者向けのがん保険を検討してみるのも一つの手です。がん経験者向けのがん保険は、通常のがん保険よりも告知項目のハードルが低く、過去にがんを経験していても、現在症状が落ち着いていれば加入できる可能性があります。

保障内容は保険会社によって異なりますが、一般的にはがんで入院したときに備える「入院給付金」や手術・抗がん剤治療・放射線治療などを受けた場合に備える「治療給付金」、先進医療の自己負担分に備える「先進医療給付金」などがあります。基本的にがんが再発・転移した場合も保障対象に該当する*9ため、がんのリスクを知っているがん経験者の家計にも安心を与える内容と言えるでしょう。

ただし、通常のがん保険と比べると、保険料がやや割高で、特約の選択肢も多くないところが注意点です。

*9https://www.aflac.co.jp/gan/exwings/
https://www.taiyo-seimei.co.jp/net_lineup/dementia_care/cancer1/index.html

保険代理店に相談する

がん保険に入れないときは、保険代理店に相談してみるのもいいでしょう。
がん保険の告知内容は、商品によって異なります。一つの商品で加入を断られた場合でも、別の商品であれば加入できるケースは少なくありません。複数の商品を取り扱う保険代理店に相談すれば、様々な商品を比較・検討できるため、自分の体調に合った保険を見つけやすくなるでしょう。

がん保険に加入できず悩んでいる人は、複数保険会社の商品を取り扱う「ソナミラ」の無料相談を活用してみてはいかがでしょうか。ソナミラなら、保険やライフプランなど、様々な悩みを窓口で専門家に無料で相談、質問できます。店舗へ行くことが難しい場合にはオンライン相談もできるので、自分の都合の良いタイミングで相談可能です。

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がん保険に入れないリスクをカバーするためのポイント

指さしを行う女性

がん保険未加入の状態でがんにかかってしまうと、経済面で負担が大きくなる可能性があります。がん保険に入れない場合は、がんに対する予防や、ある程度の貯蓄をしておくことが大切です。

がんになるリスクを抑えるポイント

がん保険に加入できない場合、まずは生活習慣を整え、健康な状態を保つよう心がけましょう。

国立がん研究センターによると日本人の場合、男性のがんの43.4%、女性のがんの25.3%は生活習慣や感染などが原因で発症している*10と考えられています。つまり、普段から健康に配慮して過ごすことで、がんを予防できる可能性はあるということです。とくに喫煙習慣があるとがんの発症に大きく影響するとされている*11ため、たばこは吸わない方がいいでしょう。

そのほかにも国立がん研究センターをはじめとする研究グループは、「節酒」「バランスの取れた食生活」「日常的な運動」「適正体重の維持」なども日本人のがん予防に効果的としています*12。これらの予防方法を実践すれば、努力次第でがんにかかるリスクを下げられるでしょう。

*10,*11https://ganjoho.jp/public/pre_scr/cause_prevention/factor.html *12https://epi.ncc.go.jp/files/11_publications/Can_prev_A2poster.pdf

がん保険に入れなくなった時のリスクを抑えるポイント

がんは一生涯でみると「2人に1人」がかかるとされている*13為、完璧に予防するのは難しい可能性があります。がんにかかった時のことを想定して、貯蓄をしておくことも大切です。
公的医療保険制度を最大限に活用することで、がん治療にかかる医療費の負担を一定まで抑えることができます。特に毎月の医療費の自己負担額を一定範囲内に抑えられる「高額療養費制度」は積極的に活用した方がいいでしょう。

しかし、がんの治療費の中には、先進医療・自由診療の費用や差額ベッド代など、公的医療保険制度の対象外となる費用*14も多くあります。また、治療が長期化することで収入が減少するリスクについてもチェックしておかなければなりません。ある程度貯蓄をしておけば、これらの費用もカバーできるでしょう。

*13https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
*14https://ganjoho.jp/public/institution/backup/public_insurance.html

がん保険に入れない人はリスクに備える他の手段も検討しよう

がんにかかったことがある人や、現在がん治療中の人は、通常のがん保険に加入するのは難しいと考えておいた方がいいでしょう。がんと関連性の高い病気を患った経験がある方も、加入するのは難しい可能性があります。

ただし、通常のがん保険に加入できなくても、引受基準緩和型保険や、がん経験者向けのがん保険なら加入できる場合があります。細かい加入条件や保障内容は商品によって異なるため、複数の商品を比較・検討してみましょう。
多くの選択肢から自分に適切な商品の選び方を知りたい方や、専門家に相談しながら加入する商品を決めたい方は、ソナミラの無料相談を活用することをおすすめします。

ソナミラは複数の生命保険や損害保険を取り扱う、保険代理店です。保険の新規加入や見直し、お金に関するお悩み解決のプロである「コンシェルジュ」から一人ひとりに合ったプランの提案を受けられます。都合に合わせて、オンライン・店舗どちらでも相談できる為、普段忙しくなかなか相談に行けない方にもおすすめです。

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