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女性はがん保険に入るべき?保険加入が初めての方でも安心な選び方とは

パズルに書かれたがん保険の文字

女性はがん保険に加入すべきでしょうか?

ウェブ上には様々なランキングがあり、結局どのがん保険が良いのかわからない、という人も少なくないはずです。

この記事では保険商品を選ぶ前に知っておくべきお役立ち情報として、女性ががん保険に加入すべき理由や、保険契約をしたことがない人ががん保険を選ぶときのポイントを紹介します。

目次


  1. 女性と女性特有のがん
  2. がん保険でもらえる給付金の種類
  3. 3つのタイプで見る、がん保険の選び方
  4. がん保険に加入するときの注意点
  5. 女性は若い世代でもがんのリスクには注意する

女性と女性特有のがん

心配する女性

女性にとってのがん保険の必要性を判断するためには、まずは女性ならではのがんリスクについて理解しておく必要があります。
ここでは、女性特有のがんのリスクを具体的な数字をふまえて確認していきます。

女性特有のがんの種類とリスク

女性特有のがんの種類は、下記が挙げられます。

  • 乳がん
  • 子宮頸がん
  • 子宮体がん
  • 卵巣がん

がんは、一般的に年齢を重ねるほど発症リスクが高まる疾患です。ただし、女性特有の乳がんや子宮頸がん等は、20代から発症するケースも少なくありません。
また、国立がん研究センターの2019年の統計データによると、10代後半から50代後半にかけて、女性のがん罹患率は男性を上回っています。女性については、たとえ年齢が若くてもがんのリスクに気を付ける必要があるといえます。

女性のがんの罹患率と5年生存率

日本人の女性が一生のうちにがんと診断される確率は51.2%という統計データがあります。つまり、女性の2人に1人が一生のうちに何らかのがんの診断を受けることになるのです。
女性特有のがんの罹患率・生涯がん罹患リスク・5年生存率は、次のとおりです。

女性のがんの罹患率と5年生存率

女性がかかるがんの第1位である乳がんの罹患リスクは11.2%なので、9人に1人が生涯で乳がんに罹患する計算になります。これは、決して小さい数字とはいえないでしょう。

がん保険でもらえる給付金の種類

給付金を数える女性

がん保険には、被保険者ががんになったときに受け取れる様々な「給付金」があります。もらえる給付金の種類や保障範囲は保険商品によって異なるため、加入の際はどんな保障をどのくらい必要とするか、自分の希望や状況に合わせて検討する必要があります。
ここでは、初めてがん保険の加入を検討する人が押さえておくべき給付金の種類について解説します。

がん診断給付金

「がん診断給付金」とは、がん保険の加入者が、医師から「がんと診断された時」に受け取れる給付金のことです。「がん診断一時金」とも呼ばれます。
がん診断給付金は他の給付金とは異なり、使い道が限定されないことが大きな特徴です。その為、給付金は治療費、入院時の差額ベッド代、通院費、生活費の足し等、あらゆる用途に自由に使用できます。

将来的な治療内容に関係なく、がんと診断された時点でまとまった給付金が受取れるため、経済的・精神的な余裕につながるでしょう。
がん診断給付金の細かい支払い条件や、受け取れる回数の上限は保険商品やプランによって異なるため、保障内容をしっかり把握して比較検討する必要があります。

がん入院給付金

「がん入院給付金」とは、がん治療を目的として入院した時に受け取れる給付金のことです。

  • 入院1日ごとの給付金額(例:入院1日につき1万円)
  • 入院日数の保障範囲(例:最低〇日~最大〇日まで)

等、がん入院給付金の受け取り条件は商品やプランによって異なります。
医療技術の進歩にともない、近年のがん治療では「短期入院で後は通院」という治療スタイルが一般的になりつつあります。
その為、日帰り入院から保障するタイプのがん保険も多く提供されています。

がん手術給付金

「がん手術給付金」は、所定のがん手術を受けた時に受け取れる給付金です。
入院給付金とは別で受け取ることができます。
給付金額は「がん入院給付金日額の〇倍」等、「入院給付金日額×手術の種類ごとに定められた給付倍率」を掛けて算出するケースが一般的です。

例えば入院給付金日額1万円のプランに加入している人が、給付倍率20倍に設定されているがん手術を受けた際は、20万円を受け取れます。
保障する手術回数は、無制限とするプランが多い傾向にあります。

がん通院給付金

「がん通院給付金」は、がん治療を目的に通院したとき、通院日数に応じて受け取れる給付金です。
「退院後の通院のみ」を保障する従来型の商品に加え、通院中心のがん治療が増加している近年では「入院を伴わない通院のみのがん治療」に備えた商品も増えています。
給付期間や限度日数も保険商品やプランによって異なるため、保障内容をよく確認することをおすすめします。

先進医療特約

がん保険契約に「先進医療特約」を付加することで、がん治療を目的に厚生労働大臣が定める先進医療を受けた時に給付金を受け取ることができます。

例えば、がん治療に用いられる先進医療技術の「陽子線治療」では約265万円、「重粒子線治療」では約310万円もの費用がかかります。
現在、前立腺がんや頭頸部腫瘍等に関しては保険診療による重粒子線治療を受けることが可能です。この場合、重粒子線治療の医療費についても通常の医療と同様に、自己負担割合に応じて1~3割の自己負担で済みます。

しかし、食道がんや子宮がん等の治療で重粒子線治療を受ける場合は先進医療となります(2023年12月時点)。先進医療は公的医療保険の適用対象外となる為、費用は全額自己負担しなければなりません。
がん保険に先進医療特約を付加していれば、この様な高額な医療費をカバーすることができるでしょう。

民間のがん保険の利点

日本の健康保険などの公的医療保険には

  • 医療費の自己負担割合が1〜3割になる「療養給付」
  • 医療費の自己負担額が高額になった場合、基準を超えた金額が払い戻される「高額療養費」
  • 病気やケガで会社を休んだ場合、給与の3分の2程度の給付を受けられる「傷病手当金」

等の給付制度があります。
一方で、

  • 先進医療の技術料
  • 入院時の差額ベッド代や食費

等は、公的医療保険の適用外のため自己負担となります。
また、放射線治療や抗がん剤治療は長期にわたるケースが多く、たとえ通院治療であっても経済的な負担は大きくなりがちです。

その点、がん治療に特化した民間のがん保険は、手厚い保障を備えています。
がん保険で医療費をカバーできる分、治療の選択肢も広がるでしょう。当面の経済的な不安が和らぐことで、安心して治療に臨める点もメリットといえます。

3つのタイプで見る、がん保険の選び方

3つのタイプで見る、「がん保険の選び方」

ひとくちにがん保険といっても、ライフスタイルによって最適な商品は異なります。ここでは、がん保険の選び方のポイントを女性のライフスタイル別に紹介します。

独身女性

独身女性の場合、がんになって思うように働けなくなってしまった時の収入減に対するリスクを考慮して、商品やプランを選ぶとよいでしょう。

具体的には、幅広い用途に使用できる「がん診断給付金」を中心に、必要な保障を追加していくことがおすすめです。
特に、自営業やフリーランスとして働く独身女性は公的医療保険の「傷病手当金」の給付制度を活用できないため、保障を厚めに検討しておくと安心です。

一方、死亡保障の必要性は低めです。
がん保険の中には、がんで亡くなったときに死亡保険金を受け取れる商品もありますが、独身女性で扶養家族がいない場合、重視する必要はないでしょう。

専業主婦

専業主婦の場合、がんになった時の直接的な収入減のリスクは低いといえます。
ただし、パートナーの収入のみで医療費等をまかなう必要があります。
家事・育児・介護をパートナーが代わりに行う為に残業を減らし給与が減る、またはこれらの家事を外注しなければならなくなり出費が増えるリスクも考えておくべきでしょう。

がんになり専業主婦としての仕事を今までどおりにこなせなくなってしまった時のシミュレーションをもとに、家計とのバランスも考慮して保障内容を決めることをおすすめします。

共働きの女性

共働き女性の場合は、がんになって思うように働けなくなったときの世帯収入の減少をカバーできる保障内容を検討する必要があります。
二人で分担していた、家事・育児・介護等に対するパートナーの負担が増すことによる、経済的なリスクも考えておくべきでしょう。

最小限の保障のみを備えておきたい場合は、汎用性の高い「がん診断給付金」を重視することもひとつの手段です。
用途が限定されない診断給付金であれば、医療費だけでなく生活費やローンの支払いにもあてられます。

がん保険に加入するときの注意点

注意事項

がん保険の契約内容をきちんと把握していないと、いざというときに「もらえると思っていた給付金を受け取れなかった」という事態に陥るケースもあります。
ここでは、初めてがん保険に加入する人が特に気を付けるべき注意点を2つ解説します。

がん保険に加入しても支払われないことが?

がん保険に加入している状態でがんに罹患したとしても、給付金が支払われないことがあります。
その主なケースは、次の2つです。

  • 免責期間中にがんになったとき
  • 上皮内新生物(上皮内がん)の保障がない契約だったとき

がん保険の加入後には、一定の免責期間があります。
「支払い猶予期間」や「待機期間」とも呼ばれるこの期間は、90日または3か月間と設定されていることが一般的です。
その為、免責期間中にがんと診断されたとしても、給付金を受け取ることはできません。

また、がん細胞が上皮の内側にとどまっている状態の「上皮内新生物(上皮内がん)」の段階では、保障の対象外となるがん保険もあります。
がん保険への加入を検討する際は、具体的にどんな状態の時に給付金を受け取れるのかという点について、しっかり確認しておくことが大切です。

告知の重要性

がん保険でも他の生命保険と同様、加入時には「告知義務」があります。
告知とは

  • 現在の健康状態
  • 過去の病歴
  • 職業・年収等の基本情報

等を保険会社に伝えることです。

保険会社が用意する「告知書」に回答、または健康診断書を提出する等の方法で行われ、保険会社は告知をもとに加入可否を審査(診査)します。
保険加入後であっても告知義務違反が発覚した場合は契約解除となる恐れがあるため、偽りなく正直に告知することが重要です。

女性は若い世代でもがんのリスクには注意する

女性のグループ

女性は若い世代であっても、特に女性特有のがんのリスクには注意する必要があります。
がん治療による経済的な負担の軽減には、「いざ」というときのリスクに手厚く備えられるがん保険の活用がおすすめです。

近年では、様々な保障を自由に組み合わせられる商品も多く提供されています。ライフスタイルや貯蓄状況、治療スタイルの希望等に合わせ、必要な保障を検討してみてください。
ソナミラでは多くのがん保険を取り扱っています。どの保険に加入したらよいのか迷った場合は、ソナミラのコンシェルジュに相談してみてはいかがでしょうか。

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