ライフデザイン
読む目安5

お金のプロ・はっとりさんが教える初心者にオススメの資産運用とマインド

メガバンクで11年働いて2020年に独立し、FPやコンサル業、資産運用でお金に困らない生活を手に入れたはっとりさん。具体的に、これまでどのように資産運用を行ってきたのでしょうか。また、投資初心者は何から始めるべきなのでしょうか。後編では、資産運用の具体的な方法と大切にすべきマインドについて、オンラインで聞きました。

目次


  1. お金に意識を向けよう
  2. つみたてNISAは少額からでも早く始めよう
  3. 失敗しないポイントは「知る」こと、成功のポイントは「継続する」こと

▼好きに生きるヒケツは「幸福度が上がること」だけにお金を使うこと!気になる方は前編へ

お金に意識を向けよう

ーーここからは、貯蓄や投資についてお聞きします。はっとりさんご自身は、どのような方法でお金をためてこられたのでしょうか。

はっとり:20歳くらいの頃から、     月1万円程度の積立を少しずつしていました。新卒で銀行に入行してからは、給与天引きで行員用の貯金と持株会(※1)をやっていました。また、それとは別に個人的に投資信託でも毎月積立をしていましたね。

これはやっていて良かったと思っています。というのも、私が入行したのが2009年で、2008年にはリーマンショックで日経平均株価がものすごく下がっていたんです。そのタイミングで投資信託を始めたので、その後大きく伸ばすことができました。

(※1)従業員持株会の略称。従業員が会員となり、月々の給与などからの拠出金をもとに自社株を購入できる制度を指す。

ーー当時からさまざまな方法で貯蓄や投資を行っていたのですね。はっとりさんのようにお金をためるには、まずは何から始めるといいでしょうか。

はっとり:お釣り貯金から始めてみてはどうでしょうか。私もやっているのですが、お釣りなどで小銭ができたら、帰宅後すぐに箱に入れて貯金するんです。私は小さい財布を使っているので、小銭を整理する意味でもそうしています。財布が常にきれいな状態になりますし、貯金を習慣化できるのでいいですよ。

財布と貯金のイメージ イメージ

お金ってきれいなところが好きなので、財布をきれいにしておくとたまるし、汚いとたまらないと思っています。小銭だけじゃなくて、レシートもそうですね。レシートでパンパンの財布を持っている人はお金がたまりません。

こう言うと、「そんなわけないだろう」と言う人もいるのですが、財布をきれいにするためには、こまめにお金やレシートの整理をしないといけません。つまり、財布をきれいにすることは「お金に意識を向ける」ことなんです。

つみたてNISAは少額からでも早く始めよう

ーー貯金以外でお金をふやす方法としては、投資があります。先ほどのお話では20代の頃から投資していたとのことですが、具体的にどのように投資を行ってきたのでしょうか。

はっとり:当時はよくわかっていなかったので、とりあえず日経平均株価に連動する金融商品に投資していました。当時は日経平均株価が7〜8,000円くらいだったのですが、その後どんどん上がって25,000円くらいになり、コロナショックで一度は16,000円くらいまで落ちました。

ちょうどその頃に銀行を退職したので、退職金も投じたあとに30,000円くらいまで上がったという感じです。今は、主に米国株式や全世界株式に投資しています。また、つみたてNISAで円建ての積立をしつつ、ドル建ての積立も行っていますね。

はっとりさん

ーー投資に関して、初心者は何から始めるといいでしょうか。

はっとり:まずは、つみたてNISAですね。つみたてNISAは1,000円くらいの少額からでも始められます。投資で得た利益には、通常は税金がかかるのですが、つみたてNISAの場合は月額33,333円、つまり年間40万円以内なら20年間非課税というメリットがあります。いつでも始められますし、いつでも引き出せるので安心です。

さらに、来年2024年からは新NISAも始まります。新NISAはスポット購入できる成長投資枠と合わせて、年間の投資上限金額が360万円まで拡充されるんです。しかも非課税保有限度額も1,800万円まで上がります。

私も新NISAが始まったら満額で入れていくつもりです。だって、毎年360万円入れたら5年で1,800万円に到達するとして、さらに複利で伸びていったら最高じゃないですか。もちろん、元本割れする可能性も0ではないですが、リスクが低く安定したリターンが期待できる商品もあります。なので、つみたてNISAについては少額でもいいので早く始めたほうがいいと私は思いますよ。

ーー投資について、なんとなく「怖い」というイメージを持っている方も多いと思いますが、こうやって知っていくと一歩を踏み出せそうです。お金の知識はどのように身につけるといいでしょうか。

はっとり:それはぜひ、私の著書を読んでください(笑)。漫画形式で読みやすいので、初心者の方におすすめです!

それ以外でいうと、やっぱり始めてみるしかないと思います。お金の勉強といっても、実際にやらずに学べることは少ないです。自分で実際に投資をしてみることが一番の勉強になります。まずは1,000円からでも投資を始めてみる。最初はそれだけで十分です。毎月1,000円を積立しつつ、並行して本などで情報を得ていけば生きた知識が身につきます。

ーー確かに、自分ごとになって初めてわかることはたくさんありますよね。

はっとり:そうなんですよ。少額投資で投資のハードルを乗り越えて感覚をつかみ始めたら、いろいろ始めてみるといいと思います。外貨積立や高配当株、連続増配株とかね。リスクは小〜中程度なので、初心者にも取り組みやすいと思います。

失敗しないポイントは「知る」こと、成功のポイントは「継続する」こと

はっとりさん

ーー投資をするうえでの注意点はありますか?

はっとり:これは投資全般に言えることですが、「自分がよくわかっていない商品に投資しない」ことです。私自身も、どういう機関が運用していてどんな指標に基づいているか、仕組みや構造を理解した商品にのみ投資しています。この原則を忘れて、よくわかっていない商品のうわべだけ見て買ってしまうと失敗する可能性が高まります。

ーー保険についてもお考えを教えてください。

はっとり:人によって必要な保険と不要な保険がありますが、火災保険と自動車保険については、万一のことが起きた場合のリスクが大き過ぎるので必ず入りましょう。また、収入のほとんどを担っている人など、いなくなるとほかの家族が生活に困る立場にある人は、生命保険に入っておくと安心です。

一方で、不要な保険に入っている場合は見直しましょう。見直すためには、やはり投資と同じで商品を理解することが大事です。実際、入っている保険を確認して「これどんな保険だっけ?」となる人ってけっこう多いんですよ。契約するのであれば、きちんと内容を理解して、適正な金額で適正な保障を受けられる保険を選びましょうね。

ーーご自身が資産形成をするなかで、一番して良かったと思う行動はありますか。

はっとり:ためたりふやしたりしたお金で自己投資をして、自分でビジネスを始めたことが一番良かったですね。コツコツ資産形成をしておくと、やはりやりたいことができたときに実現できるんですよ。資産形成も含めて、自分を信じてやるべきことを地道に継続してきた結果が今だと思っています。

それに、行動を継続していくと、何か新しいことを始めようとしたときに、だんだん直感で自分が継続できることかどうかわかるようになります。すると、たとえば新しくビジネスをやろうとしたときも判断に迷わなくなるんです。とにかく、やりたいことがあるなら、行動してそれを継続することですね。

ーー最後に、はっとりさんの今後のライフプランについて教えてください。

はっとり:やりたいことはたくさんあります。海外留学とか、まだ経験していないことはどんどんやってみたいですね。特に力を入れたいのは、私のように「好きに生きること」を実現できる人を増やすことです。

SNSや書籍、コンサルティングなどを通じて私に接してくれた人が、1人でも多く好きに生きられるようになったら、それは私にとって喜びですね。そのためにも、私自身が「好きに生きること」を体現して、得た学びをシェアすることが、私の人生のミッションだと思っています。

取材・文:山田井ユウキ

※金融商品等に投資する際は、各商品に所定の手数料がかかります。また、各商品には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。投資に関する決定はご自身のご判断と責任において行っていただきますようお願いいたします。

本コンテンツは情報の提供を目的としております。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等にはお答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。各商品の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。各商品等にご投資いただく際には商品毎に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。又、各商品等には価格の変動等による損失を生じる恐れがあります。各商品等へのご投資にかかる手数料等およびリスクについては、当該商品等の契約締結前交付書面、目論見書、お客様向け資料等をよくお読みになり内容について十分にご理解ください。

ソナミラ株式会社 金融商品仲介業者  関東財務局長(金仲)第 1010号